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■放射線測定器・インスペクターUSB(Inspector-USB)の使い方

ここではデジタル表示の放射線測定器「インスペクターUSB(Inspector-USB)」の使い方を簡単に説明します。
この放射線測定器でどういった計測ができるのかをご理解いただける一助になれば幸いです。 (もっと詳しい使い方は商品にお付けします取扱説明書に記載しております)

インスペクターUSBは次のモードでの測定が可能です。

    (1)線量率モード
  • 毎時ミリレントゲン(mR/hr)
  • 1分間あたりの放射線検出回数(CPM)
  • 毎時マイクロシーベルト(uSv/hr)
  • 1秒間あたりの放射線検出回数(CPS)
    (2)カウントモード
    (3)警報モード


線量率モード

mR/hr、uSv/hr、CPM、CPSのいずれかの単位で放射線量の計測が可能です。どの単位で計測するかはスイッチ設定により自由に切り替えることができます。計測できる範囲はそれぞれ次の通りです。

    mR/hr 0.001 − 100.0
    uSv/hr 0.01 − 1000
    CPM 0 − 350,000
    CPS 0 − 5,000

カウントモード

電源をオフにするまで放射線を検出した回数を積算して表示します。最大カウント値は9,999,000です。
このモードは「トータルカウント」と呼ばれ、正確なCPM値を算出するために役立ちます。
トータルカウントは長時間カウントすればするほど平均CPM(Counts Per Minute:1分間あたりの放射線検出回数)はより正確なものとなるからです。そして、小さな増加も重要な変化としてとらえることができます。例えば、ある10分間の平均値と他の10分間の平均値を比べ値が1カウント増加しても、これは通常の変化である可能性がありますが、12時間測定した上で、その12時間の平均値から1カウント増加した場合は統計的に意味のある可能性が高くなります。

警報モード

mR/hr、uSv/hr、CPM、CPSのいずれかの単位での測定時にそれぞれ警報レベルを設定することができます。測定値が設定したレベルになる、あるいは超えると警報を鳴らします。

設定できる警報レベルは次の通りです。

    mR/hr 0 − 50
    uSv/hr 0 − 500
    CPM 0 − 160,000
    CPS 0 − 1,000

放射線が放射されていると思われる場所で作業をする場合などに、限度以上の放射線量の上昇がないか監視することができます。

PCとの接続

インスペクターUSBの一番の特徴は簡単にPCに接続できるようになったことです。
オブザーバーUSBソフトウェアをメーカーのWebサイトから無料でダウンロードしてPCにインストールし、付属のケーブルでインスペクターUSBとPCを接続すればすぐに使えます。
オブザーバーUSBソフトウェアでは、計測データの表示・保存、インスペクターの設定などができます。
当社オリジナルの日本語取り扱い説明書には、このソフトウェアの使用方法も記載しております。



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