駐車場、自治体防災、農業、工場設備など、配線が困難な場所でも安定通信。 モジュール販売からネットワーク設計・導入支援まで、最適な形でご提供します。
各種センサーや機器を低コストで無線ネットワークに接続したい!そのようなご希望にお応えします。

様々なところで使用できる920MHz無線・イメージ図
920MHz無線とは
920MHz帯は、免許不要で使える長距離・低消費電力のIoT向け無線です。
2.4GHz(Wi-Fi/Bluetooth)よりも電波が遠くまで届き、障害物にも強いため、
屋外・広い敷地・山間部・工場などで安定した通信が可能です。
Sigfoxなどの通信ネットワークに接続することで日本国内はもちろん世界中でも通信が可能です。
<補足>
IoT…Internet of Thingsの略。日本語では「モノのインターネット」を意味する。様々な機器をネットワークで接続し、情報交換や監視、制御を行うようにする仕組みのことを指す。
Sigfox…フランスのUnaBiz SAS社が各国のオペレーターを通じて提供しているLPWA(0G)ネットワーク。LPWAとはLow Power Wide Areaの略で、低消費電力で長距離通信を行える無線通信技術の総称。日本では京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)が電気通信事業者として展開している。通信料は、条件にもよるが年間数百円程度と非常に安い。
920MHzの強み
長距離通信(数百m〜数km)
建物・車両・樹木が多い環境でも届く。
障害物に強い
電波の回り込み特性が高く、谷筋や林道でも安定。
低消費電力
電池駆動で数年運用。電源が取りにくい場所に最適。
免許不要で導入しやすい
技適取得済みモジュールなら申請不要。
IoT用途に最適化
センサー情報の収集・監視・制御に向いた帯域。
クラウド対応可
LPWAネットワークを利用することでクラウド対応も可能。
主な利用シーン
🚗 駐車場・物流
満空管理、車両検知、ゲート監視、遠隔アラート
🏔️ 自治体・防災
熊対策、河川監視、土砂災害センサー
🌾 農業・林業
獣害対策、環境センサー、遠隔監視
🏭 工場・倉庫
温湿度・設備監視、無線パトランプ、配線困難エリアへのセンサー設置
🏠 防犯・ホームセキュリティ
侵入検知、人感センサー、遠隔通知

920MHz無線の注意点
920MHz無線は幅広い利用シーンに対して比較的簡単に無線ネットワークを実現させますが、注意すべき点もあります。
通信速度が低い
920MHz帯は「長距離・低消費電力」を優先しているため、
データ転送速度は数kbps〜数百kbps程度と低速です。
画像や動画の送信には不向きで、センサー情報や制御信号など軽量データ向けです。
チャネル数が限られる
利用できる周波数帯域が狭いため、同時通信できる機器数に制約があります。
多数の端末を同時に扱う場合は、ネットワーク設計(タイムスロット・ゲートウェイ分散)が重要になります。
アンテナ設置・指向性の影響を受けやすい
電波が回り込みやすいとはいえ、アンテナの種類・高さ・角度・周囲環境によって通信品質が変わります。
特に屋内や金属構造物の多い場所では、反射・減衰の影響を受けることがあります。
海外では周波数帯が異なる
日本の920MHz帯は、海外では別の用途に割り当てられている場合があります。
輸出・海外展開時には現地の電波法に適合するモジュール選定が必要です。
通信距離は環境依存
「数km届く」と言われることもありますが、実際には
地形・建物・樹木・天候などで距離が大きく変動します。
安定通信を確保するには、現場での電波測定や設計支援が欠かせません。
920MHz無線は、長距離・低消費電力・障害物に強いという大きな利点があります。
一方で、通信速度やチャネル数には制約があり、用途に応じた設計が必要です。
解決策:当社ができること
当社はパートナー企業と共に次のサービスをご提供いたします。
● ネットワーク設計支援
現場環境に合わせて最適な通信構成を設計。
通信距離・機器数・設置条件を考慮した安定運用を実現します。
● 導入サポート
モジュール選定からネットワーク構成まで一括でご提案。
無線技術に特化した専門パートナーと連携し、最適な体制で導入を支援します。
● 現場検証・改善提案
電波測定・通信テストを行い、実環境での最適化をサポート。
導入後の運用改善にも対応します。
● 920MHz無線モジュールの販売
各種センサー・機器に組み込み可能な通信用モジュールを販売しております。モジュールは幅30mm×奥行20mm×高さ6.1mmの小型基板です(アンテナ別)。自社製品に無線機能を付けたいと思われているのなら、ぜひご検討ください。無線モジュールについて詳しくはこちらをご覧ください
よくある質問
Q. 山間部でも使えますか?
A. 920MHzは障害物に強く、谷筋・林道でも安定通信が可能です。
Q. 電源がない場所でも設置できますか?
A. 電池駆動・ソーラー対応の機器で運用できます。
Q. どのくらいの距離まで届きますか?
A. 見通しで数百m〜数km。環境により変動します。
Q. 導入までの流れは?
A. ご相談 → 現場条件ヒアリング → 構成提案 → 導入支援 の流れです。
Q. アンテナはどういったものを使いますか?
A. ホイップアンテナと呼ばれる棒状のものや、貼り付けて使うシート状のものがあります。アンテナの種類により通信距離が変わることがあります。
Q. カメラの画像データを送ることはできますか?
A. 残念ながら通信速度の関係で画像データや動画データは送ることはできません。センサーのON/OFFや数値など情報量の軽いものに限られます。ただし、画像データなどを無線で送りたいのであれば、別の方法がご提案できるかもしれません。よろしければご相談ください。
「この場所で使えるか?」「どのセンサーが適切か?」など、 まずはこちらまでお気軽にご相談ください。 用途・規模に合わせて最適な構成をご提案します。

